筋肉痛の治し方|熱中症から筋肉痛は危険なレベルです!

知らなかったでは、遅い!熱中症でも筋肉痛に!
熱中症の身体に熱がこもる症状によって、時には太ももなどに筋肉痛が生じることがあることをご存知でしょうか?そうです。熱中症でも筋肉痛になるのです。
暑い季節になってくると、用心しなければならないのが熱中症です。ただ身体が熱くなるだけならば、何の問題もないと思われがちですが、症状が悪化すると意識障害を起こし、生命の危機に至ることもあります。
寝不足の暑い夜に要注意
通常、筋肉痛は運動による筋肉疲労から、よく発生します。ですが運動をしなくても身体の熱によって、引き起こされることがあります。例えば、夏の夜など、エアコンや、扇風機を使って適度に室温をコントロールしないまま、眠った場合です。
当然、寝苦しく、翌日は寝不足を感じることもあるでしょう。単に睡眠不足で辛いな…という程度ならば、大きな問題はありません。ですが、筋肉に不穏な痛みを感じることがあるならば要注意です。
加齢が進むと、一般的に運動と、筋肉の痛みの発症にタイムラグが出たりします。ですから、特に運動した覚えはないのに何日か前の筋肉疲労が、今になって出できたのかな?なんて納得してしまってはいけません。睡眠時の熱中症の可能性があるからです。
三段階に分類される熱中症の症状
熱中症には三段階に分類されるのですが、そのI度(軽度)の症状の中に筋肉痛がしっかりと含まれています。足に症状が多く出ることが特徴で、太ももを中心に全体が重苦しく不快な感じを覚えたり、時折、足の裏側などがつりそうになったりします。
これは熱によって汗をかき、体内からナトリウムが減少してしまうことによって症状が発生します。また、熱によってヒスタミンと呼ばれる物質が体内で働き始め、太ももの筋肉に炎症や痛みを起こします。こういった原因によって、たとえ運動をしていなくても、筋肉痛が引き起こされます。
重要なのは室温コントロールと水分補給
軽度のうちに早急な処置を行うことが大切です。治し方として最も大切なのは、まず睡眠時の室内温を適温に保つということです。冷房を使うのは嫌だという方もいるかも知れませんが、何も寒いくらいに室温を下げる必要はありません。
27~28℃程度のあくまでも、心地よい温度をキープして眠りに就くようにしましょう。それでも、苦手なようでしたらタイマー機能を使ってみたり、扇風機や、アイス枕を利用するのも良いでしょう。
また、水分をしっかりと補給することも重要です。痛みを除去する治し方としては意外かも知れません。スポーツドリンクや水などを飲んで、体内の水分不足状態をしっかりと取り除くということが、とても大切です。
眠る前に水などを飲むと、ついつい夜中にトイレへ行きたくなるから困るという声もよく耳にしますが、まさに尿意を催すぐらいのレベルまできちんと水分補給出来ているということが、熱による筋肉の炎症を抑える秘訣でもあります。
もちろん、トイレに行ったあとは、またコップ1杯程度の水分を摂取して下さい。人間は意外なほどに乾きやすく、またそれによって炎症を起こしやすい生き物なのです。
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