足を伸ばすと腰が痛いのはどうして?解消・予防する方法

腰痛は慢性化しやすいので注意
日常において「腰が痛い」と訴える人は、よくいます。腰痛は、現代人の中でも多くの人が悩んでいる症状の一つです。これは直立二足歩行を始めた人類の宿命でもあります。
腰痛は、腰に痛みがある場合の総称ですが、その原因としては椎間板ヘルニアや、ぎっくり腰などいくつかのケースがあります。こうした腰痛の特質として言えるのは、慢性化しやすいという点です。定期的に腰痛が出たり、季節ごとに再発したりするケースも多々あります。
足を伸ばすと、どうして腰が痛くなるの?
腰痛の急性期には、寝返りをうつのも辛いものがあります。この場合、まずは楽な体勢を見つけて、身体を安静にし痛みが引くのを待つしか方法がなかったりします。それから、特定の場面で腰が痛いことはあるが、日常生活には差支えない場合もあります。
そんな場合でも、足を伸ばして座ると腰に痛みが出るため、足を伸ばすことができない人がいます。実際、こうしたケースは少なくありません。では、足を伸ばすとなぜ腰が痛くなるのでしょうか?
それは足を伸ばした時、上半身の重みがすべて腰に掛かるからです。腰痛の際に気をつけるべきことは、腰に負担をかけないということです。それから考えると、座る姿勢をどうするかも重要なポイントになります。足を伸ばすことはもちろん、あぐらなどの姿勢も腰に負担が大きく掛かります。
腰痛を解消・予防するには?
体勢を意識する
腰が痛いのを解消していくことが重要です。その解消方法ですが、いくつかの方法があります。先ずは、常に体の体勢を考えてみる癖をつけることです。重要なのは、腰に負担がかかる体勢を出来るだけ減らすことです。
基本的に前かがみの体勢は厳禁です。物を拾う場合でも前かがみになるのではなく、腰を落として拾うようにしましょう。
筋力をアップさせる
それから、腰周りの筋力を鍛えることが重要です。そのためには腰周辺の腹筋、背筋や、インナーマッスルを鍛えると効果的です。十分に筋力がつけば、腰痛も解消されるケースが多いです。
こうした腰痛予防には、いわゆる腰痛体操と呼ばれているものも効果的です。また筋トレをするよりも、腰周りの筋肉が固い場合には、先にストレッチなどを行い筋肉をほぐす必要があります。
ただ素人考えで闇雲にやると症状が悪化するケースもあるので、医師などと相談しながら行うようにするべきです。こうした筋力アップは一朝一夕で叶うものではありませんので、普段からのコツコツとした地道な行動が大切です。
コルセットで予防する
いろいろ対策をしても、ちょっとしたことで腰に負担が掛かり腰痛が悪化してしまうこともあります。そんなときには、やはりコルセットを巻くのが良いでしょう。慢性化した腰痛持ちの方はいつ悪化するのか、わかりません。
そのためにもコルセットは常備しておいた方が良いです。安いものではありませんが、腰に負担が掛かりそうな作業を行う場合に装着すると、安心できるアイテムと言えます。ただ、常に装着するのではなく、腰に負担が掛かりそうな場合に着けるようにしましょう。
常に付けていると、姿勢維持のために働いている筋肉が弱ってしまい、筋肉量が減ってしまうことになります。また、コルセットにも色々な種類があります。
自分に合ったアイテムを見つけるのも腰痛と付き合うコツと言えます。腰痛を解消するための決め手となるものは、結局のところ普段からの心がけと言えます。特に予防のためには運動をして、筋力アップが難しくても、筋力維持をするだけでも、予防になります。
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